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Vol.8 コミュニケーションスキルは必要不可欠!高い人の特徴と鍛えるべき4つのスキル

MUGEN GROUP

更新日:2024年12月19日


治療院の現場でコミュニケーションスキルは必要不可欠!


今回は仕事するうえで欠かすことができないコミュニケーションスキルについて解説していきます。コミュニケーションの語源は、ラテン語の「コミュニス(communis)」という「共有、共通」を意味する言葉です。コミュニケーションスキルとは、人と人とのやり取りにおいて、お互いの意思疎通をスムーズにするための能力のことです。コミュニケーションスキルを高めようとすると、「相手にいかにうまく伝えるか」に意識がいきがちです。しかし、コミュニケーションを考えるうえで最も大切なことは、「双方向のもの」であるということです。相手への伝達だけでなく、「相手からの情報をいかに上手に(正確に)受け取るか」という観点も持っておきましょう。



「外交的・明るい=コミュ力が高い」わけではない


内向的な性格の方や人見知りの方が、外交的な人を見て「コミュニケーション能力が高くてうらやましいな」と思うことがあるかもしれませんが、「外交的・明るい=コミュニケーション能力が高い」というわけではありません。コミュニケーションは「双方向のもの」なので、外交的であっても、相手の話を聞かずに一方的に話をしたり、相手の感情や状況を無視して話をするようであれば、コミュニケーション能力は高いとは言えません。内向的な性格であっても、相手の気持ちを察するスキルが高く、言葉のキャッチボールが上手な方はたくさんいます。



コミュニケーション能力が高い人の特徴


コミュニケーション能力が高い人の特徴を調べた研究で「ピンポンルール」というものがあります。1対1の会話において、話す時間をおおよそ4:6の割合でお互い話すと会話が弾むというものです(例「自分:相手=4:6」など)。こちらが話す時間が6割を超えると、相手は「自分の話を聞いてくれないな」と思い、逆に4割を下回ると「自分の話に興味がないのかな」と感じたり、話すことを負担に思う可能性が出てきます。なので、このちょうどよいバランスが、おおよそ4:6の割合の枠におさめることになります。ご自身の会話を振り返って、「少しバランスが悪いかな?」と感じる方は、コミュニケーションは「双方向のもの」であることを念頭に、ピンポンルールを会話に取り入れてみてください。



コミュニケーションの手段


コミュニケーションの手段には言語コミュニケーション」「非言語コミュニケーションの2つに分けられます。


①言語コミュニケーション

言語コミュニケーションは、言葉そのものです。頭の中にある「考え」「価値観」「知識」といった情報を言葉に変換し、私たちは相互にやりとりをしています。


②非言語コミュニケーション(ノンバーバルコミュニケーション)

目の動きや表情、声のトーン、身振り手振りなどです。相手の「感情」や言葉の裏に隠された「本当の思い」などをくみ取るうえで重要になるのが、こうした非言語の領域です。



ノンバーバルコミュニケーションの重要性


コミュニケーション能力を鍛えようと思うと、「どう話すか」「何を話すか」など、言語領域のスキル向上に意識が向きがちです。しかし、非言語(ノンバーバル)領域も非常に重要です。「メラビアンの法則」という、非言語コミュニケーションに関する実験があります。この研究では、相手の感情を読み取る際に、大部分の情報を非言語領域(視覚、聴覚)から得ていることが分かっています。





コミュニケーション能力を構成する4つのスキルと鍛える方法


コミュニケーションは「相互のもの」であり、2つの手段(言語、非言語)があることをふまえると、コミュニケーション能力は4つのスキルに分解することができます。


●言語コミュニケーション

①伝える力 ②聴く力


●非言語的コミュニケーション

③伝える力 ④読み解く力


言語コミュニケーションに関する能力は正確に伝え、正確に受け取る」うえで重要であり、非言語コミュニケーションに関する能力は信頼関係を築いていくのに重要です。苦手もしくは不足を感じるスキルから優先的に鍛えていき、結果的にすべてのスキルがバランスの良い状態になっていることが理想です。



コミュニケーションスキルを向上させるには?


コミュニケーションスキルは、決して先天的なものでもなく、性格的なものでもありません。後天的に身につけることができる「能力」です。「コミュニケーションをあまりとらない性格だから」「コミュニケーションが苦手だから」という自己暗示をかけて自分の可能性に蓋をするのはとてももったいないことです。以下の4つ意識してコミュニケーションスキルを高めてみてはいかがでしょうか。


①コミュニケーションを「意識」する

日常生活の中で、コミュニケーションの機会を増やしたり、相手の話を熱心に聞いてみたり、伝えたいことを要約してわかりやすく話をしてみるなど今までよりも意識的にコミュニケーションをとってみましょう。


②相手の立場に立って考える

相手の言っていることを、自分の考えではなく相手の立場に立って理解するようにしましょう。また、相手が何を求めているのか(ニーズ)を汲み取るように心がけましょう。


③フィードバックを求める

周りの人に、自分のコミュニケーションについて意見を求め、改善点を見つけましょう。


④本を読む、セミナーに参加する

コミュニケーションに関する本を読んだり、セミナーに参加してみましょう。無知によって効果的にコミュニケーションをとることができなかったり、コミュニケーションエラーを起こすこともあります。知識を得て、深めましょう。



株式会社 夢現

人事部 森


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