Vol.18「答え」を準備するな。「エピソード」を準備せよ。
- MUGENグループHR 森

- 17 時間前
- 読了時間: 4分

面接が近づくと、多くの就活生は「何を答えればいいのだろう」と考え始めます。
自己PR、学生時代に力を入れたこと、長所・短所、志望動機・・・
AIやインターネットで模範回答を調べたり、完璧な文章を暗記したりする人も少なくありません。
しかし、本当に評価される人は「答え」を準備している人ではありません。
「自分の経験」を準備している人です。
面接官が知りたいのは「あなたの人柄」
例えば、あなたがこんな自己PRをしたとします。
「私の強みはコミュニケーション力です。」
もちろん悪い答えではありません。
しかし、面接官は心の中でこう思います。
「それは、なぜそう言えるのですか?」
強みや長所は、自分で言うだけでは伝わりません。
大切なのは、その言葉を裏付ける実体験(エピソード)です。
例えば、
「アルバイト先では、新人スタッフが職場になじめず困っていました。そこで毎日こちらから声を掛け、一緒に休憩を取るようにしました。その結果、新人スタッフも職場に慣れ、店長から『チームの雰囲気が良くなったね』と言っていただきました。この経験から、私は相手に寄り添い、信頼関係を築くことを大切にしています。」
このように話すと、「コミュニケーション力があります」という一言に、説得力が生まれます。
エピソードは「結果」より「過程」が大切
「全国大会に出場しました。」「サークルの代表を務めました。」「売上1位になりました。」
もちろん素晴らしい経験です。
しかし、企業が本当に知りたいのは、結果そのものではありません。
知りたいのは、
なぜ挑戦したのか。
どんな壁にぶつかったのか。
その時、何を考えたのか。
どんな行動を取ったのか。
その経験から何を学んだのか。
つまり、あなたの考え方や行動のプロセスです。
企業は「過去の実績」を採用しているのではなく、「これから活躍できる人」を採用しています。
だからこそ、結果よりも、その経験を通してどのように成長したのかを知りたいのです。
エピソードは特別な経験である必要はない
「すごい経験がないから話せることがありません。」
そう悩む学生もいます。
でも安心してください。
企業は、華やかな経験を求めているわけではありません。
例えば、
アルバイトでお客様に喜んでもらえた経験
部活動で仲間と努力した経験
学園祭の準備で協力した経験
勉強で苦手科目を克服した経験
ボランティア活動や趣味に取り組んだ経験
どんな経験でも構いません。
大切なのは、「何を経験したか」ではなく、その経験から何を考え、何を学び、どう成長したかです。
あなたらしさは、日常の中にこそ表れています。
エピソードを話す4つのポイント
面接では、次の流れを意識すると伝わりやすくなります。
① 状況(Situation)どのような場面だったのか。
② 行動(Action)その時、自分は何を考え、どんな行動を取ったのか。
③ 結果(Result)その結果、どうなったのか。
④ 学び(Learning)その経験を通して何を学び、社会人としてどう生かしたいのか。
この4つを意識するだけで、話に一貫性が生まれ、あなたの人柄や価値観が自然と伝わります。
最後に
面接官は、完璧な答えを求めているわけではありません。
求めているのは、あなたという人が、どんな経験を通して成長してきたのかです。
だからこそ、模範回答を覚えることに時間を使うよりも、自分自身の経験を振り返ってみてください。
そこには、あなたにしか語れないストーリーがあります。
そして、そのストーリーこそが、面接で最も大きな説得力になります。
「何を答えるか」ではなく、「なぜそう言えるのか」を、自分の経験で語れる人が面接で選ばれる。
これが、面接の極意です。
次回予告
第3回「面接官が見ているのは『能力』より『成長力』」
新卒採用で企業が本当に評価しているのは、今の能力ではありません。
「この人は入社後に成長できるか」という可能性です。
次回は、企業が見ている「成長力」の正体についてお伝えします。
株式会社 夢現
MUGENグループ
人事部 森



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