top of page

Vol.21 逆質問は、あなたから企業への面接

執筆者の写真: MUGENグループHR 森
MUGENグループHR 森
8 時間前
読了時間: 6分

面接の最後によく聞かれる、「何か質問はありますか?」という一言。


  • 「何を聞けば評価されるんだろう?」

  • 「質問しないと意欲がないと思われる?」

  • 「とりあえず何か質問しないと…」


このようにに考えていませんか?

でも、逆質問の本当の目的は、面接官に良く見られるためだけではありません。逆質問は、あなたが企業を知り、「本当に自分に合う会社なのか」を確かめる時間です。言い換えれば、逆質問は、あなたから企業への面接です。


■あなたにも「会社を選ぶ権利」がある


就職活動では、どうしても「企業に選んでもらう」という意識が強くなります。しかし、就職は一方的な選考ではありません。


企業が、「この人と一緒に働きたいか?」を確認しているように、皆さんも、「この会社で働きたいか?」を確認する必要があります。


入社後、「思っていた働き方と違った」「想像していた職場ではなかった」とならないためにも、分からないことや気になることは、面接の中で確認しておきましょう。


■実は、面接官も「逆質問」を見ている


逆質問は、あなたが企業を見る時間であると同時に、面接官があなたを知る時間でもあります。面接官は「どんな質問をしたか」だけで合否を決めるわけではありません。しかし、質問の内容から、その人の興味・価値観・準備・仕事に対する考え方が見えることがあります。


例えば・・・


「どんな人が活躍していますか?」

この質問からは、「自分も活躍するために、必要なことを知りたい」という成長意欲が見えるかもしれません。


「若手でも挑戦できる機会はありますか?」

ここからは、「早くから経験を積みたい」という挑戦意欲が見えるかもしれません。


「入社までに勉強しておいた方がいいことはありますか?」

ここからは、「入社に向けて今から準備したい」という姿勢が伝わります。


つまり、逆質問とは単なる質問ではなく、

「自分が仕事や会社に対して、何を大切にしているのか」が表れる場でもあるのです。


■質問の内容から「企業研究の深さ」も伝わる


面接官からすると、「ホームページを見れば分かること」ばかり質問されるより、「説明会で〇〇とお話しされていましたが、実際の現場ではどのように取り組まれていますか?」と聞かれた方が、「きちんと会社について調べてくれているんだな」と感じやすくなります。

反対に、「特にありません。」で終わってしまうと、それだけで評価が決まるわけではありませんが、「会社について知りたいことはないのかな?」「志望度はどのくらいなのかな?」と思われる可能性はあります。

無理に質問をつくる必要はありません。


大切なのは、本当にこの会社で働くことを考えて、知りたいことを持って面接に臨むことです。


■「何を聞けば評価されるか?」から卒業しよう


だからといって、「評価される質問をしなければ!」と考える必要はありません。それでは逆質問が、また「面接の正解探し」になってしまいます。大切なのは、「自分が会社選びで大切にしていること」を質問すること。


例えば・・・


成長できる環境を大切にしているなら、「入社1〜2年目で成長している方には、どのような共通点がありますか?」


チームワークを大切にしているなら、「皆さんが仕事をするうえで、チームとして大切にしていることは何ですか?」


将来のキャリアを大切にしているなら、「若手のうちから挑戦できる仕事には、どのようなものがありますか?」


このような質問ができます。


逆質問には、その人の考えや価値観が表れます。


だからこそ、面接官にもあなたの人柄や仕事に対する考え方が伝わるのです。


■「働く人」にしか聞けないことを聞こう


企業理念、事業内容、福利厚生、休日など、ホームページを見れば分かる情報もあります。

せっかく社員と直接話せる機会です。

だからこそ、「実際に働いている人だからこそ答えられる質問」をしてみましょう。


例えば・・・

「入社前と入社後で、会社への印象が変わったことはありますか?」

「仕事をしていて、一番成長したと感じた経験を教えてください。」

「この会社で活躍している人には、どんな共通点がありますか?」

「仕事をしていて、一番やりがいを感じる瞬間はいつですか?」


こうした質問からは、求人票やホームページだけでは分からない、会社のリアルが見えてきます。


■面接中に生まれた疑問も聞いてみよう


逆質問は、すべて事前に用意しておく必要はありません。むしろ、面接中の話を聞いて生まれた質問には大きな価値があります。


例えば、「先ほど〇〇を大切にされているとお話がありましたが、実際の現場ではどのような取り組みをされていますか?」

と聞くことができれば、「相手の話をしっかり聞いている」「会社についてもっと知ろうとしている」という姿勢も自然と伝わります。


準備した質問+その場で生まれた質問


この両方を持って面接に臨んでみてください。


■逆質問で大切なのは「質問した後」


良い質問をすることだけが逆質問ではありません。

相手の回答を聞いて、「ありがとうございます。」だけで終わっていませんか?


例えば、「入社1〜2年目は、まず〇〇を大切にしています。」と教えてもらったなら、「ありがとうございます。私も学生時代に〇〇を大切にしてきたので、入社後もそこを意識して成長したいと思いました。」と返すことができます。


すると逆質問が、単なるQ&Aではなく「対話」になります。


  • 質問する。答えを聞く。

  • さらに深掘りする。

  • 自分の考えを返す。


ここまでできると、お互いへの理解がさらに深まります。そして面接官にも、「この人ともっと話してみたい」と思ってもらえる面接になっていきます。


■最後に


逆質問で大切なのは、「何を聞けば評価されるか?」ではありません。


「自分はどんな会社で働きたいのか?」

「どんな環境なら成長できるのか?」

「どんな人たちと働きたいのか?」


自分なりの会社選びの軸を持ち、それを確かめるために質問することです。そして覚えておいてほしいのは、あなたが企業を見ているように、企業もあなたの質問を通して、あなたを見ているということ。


だからといって、正解の質問を探す必要はありません。本当に知りたいことを、自分の言葉で聞いてみてください。


面接の最後に、「何か質問はありますか?」と聞かれたら、「ここからは、私が企業を知る時間。」そう考えてみてください。逆質問を上手に使って、内定をもらうためだけではなく、自分が納得して働ける会社を見つけてください。


■次回予告


内定は「ゴール」ではない


内定はゴールではありません。内定をもらった後こそ、自分の選択と向き合う。内定承諾は「選んでもらった」ではなく「自分もこの会社を選んだ」というコミットをもつことの大切さを解説します。


株式会社夢現

人事部 森

 
 
 

コメント


©MUGEN GROUP RECRUIT 2026

bottom of page